Google Public DNSを使うとMicrosoft Storeでアプリがアップデート出来なくなる話

Microsoft Storeのアプリ一覧を見て、少し前からアプリがアップデートされなくなっている事に気付いた。

「更新を確認」を押してもアップデートが取得できず、PC自体を再起動してみたら更新アプリの一覧までは取得できたが、そのダウンロードが全く進まない。

検索を重ねる内、Redditに「tlu.dl.delivery.mp.microsoft.comが引けなくなっているせいだった」という投稿が有った。 https://www.reddit.com/r/WindowsHelp/comments/18935vo/comment/kyuuit2/

自分の環境でnslookupを実行してみると、確かに引けない。この投稿者と同じ問題に直面しているようだ。
この投稿者はhostsファイルを編集して解決したそうだが、それはしたくなかったのでまずWindowsDNS設定を確認した。

Google Public DNSを設定してあったので、これをDHCPからサーバー設定を取得するように変更し、再起動。 これでアップデートが正常に機能するようになった。

何故Google Public DNSを設定していたのかは覚えていないが、今日ではChromeが独立したDNS設定を持ち、直にDoHを喋るため、Windowsの設定を変更した所でほとんど影響は無いと考えられる。